くーちゃんの 腸内フローラ

「よーぐると、くださいーーーーーー」

くーちゃんのお腹の調子

もしかして   ヨーグルト

くーちゃんがうちに来てから、繊細なお腹(というかおしり?)の様子になかなか手を焼きました。

フードを変えてあわなければ、ゆるゆる●となり、ちょっとでも固めの●を出せばおしりから血を出す始末。
くーちゃんの●の状態がよく、くーちゃんがおいしく食べることができ、飼い主たちもいい匂い!と思うフードを試行錯誤していました。

ここ最近のフード状況では、なんというかまとまるけどぐずぐずといった感じの●なのですが、血を出すこともなく大分安定しており、くーちゃんがごはんに飽きないことを祈るばかりの状況でしたが、ぷんごはんを食べて血便を出しました。
ちょっと、それ、あなたの自業自得ですよ。。。
おしり痛いからって、おしり拭くのをいやがらないでください。
●付いてるんですよ。
ぷんちゃんはとばっちりにより、ごはんを食べ終えるまでケージの中で過ごすこととなりました。

ぷんちゃんのは食べたいが、自分のはぷんちゃんに食べられたくないくーちゃん

腸内フローラ測定

アニコムの動物保険では、年1回の腸内フローラ測定が無料で受けられる付帯サービスがあります。
測定キットは8,800円するようで、やろうと思うとちょっと勇気がいるお値段ですが、動物保険の付帯サービスで無料と言われればもちろんやります!

ということで、測っていただきました。

くーちゃんの腎臓チェックの結果

少し気になる」という結果

・塩分を控えた良質なタンパク質を含む食事を与えましょう。

・ビタミンDを摂取しすぎないこと。(腎臓に負担をかけるリンの吸収を助けてしまうため。)
ビタミンDはマグロやイワシ、サンマに多く含まれています。

・飲水量、おしっこの回数をチェックしましょう。(飲水量の増加や、においのない色の薄い尿が大量に出る場合、腎不全の疑いがあります。)

・既に腎不全、または腎機能が低下しているネコちゃんの場合は、身体の状況により適した生活習慣が異なりますので、かかりつけ動物病院の指示に従ってください。

ネコちゃんの腸内フローラと生活習慣の関係は現在研究段階です。 どのような生活習慣が腸内フローラに影響を与えるかについては研究結果が出次第、お伝えさせていただきます。

どうぶつけんかつ測定結果より

今までの腸内フローラの結果と腎臓系疾患がある子を関連付けてこの結果を出しているようです。
なので、とりあえず様子見!くーちゃんいっぱいお水飲んでるし大丈夫な気がする!

くーちゃんの腸内健康年齢

1歳0ヶ月(実年齢+0歳1ヶ月)でした。

まだ体が大人になりきっていない時期です。
腸内環境は食餌や生活習慣などによっても変わります。
大人になっても若々しい腸内健康年齢を保てるよう、ぜひ定期的に、腸内細菌を測定し、腸内健康年齢をチェックされることをおすすめします。
アニコムでは食餌や散歩などの生活習慣をバリエーション豊かにすることで菌の多様性が増え、若々しさの維持に繋がると考えています。
日々のうんちの状態もよく観察してみてくださいね。

どうぶつけんかつ測定結果より

わかるけど、どうしたらいい腸内細菌を増やせるんだろう。。。
サプリメントくらいしか思いつかないですね。

測定結果詳細

5段階で評価されています。

・菌種数の豊かさ:1
・加齢関連菌の少なさ:2
・ビフィズス菌と乳酸菌の豊かさ:5

■菌種数の豊かさ
腸内には個性豊かな細菌たちが数多く住んでおり、その種類が豊富なほど、病気への抵抗性が強くなる傾向にあります。 しかし、加齢とともに菌種数は少しずつ減っていく傾向にあります。
また、菌種数はストレス等の影響を受けることもあるため、日々のふれあう時間を充実させ、心も腸内も豊かにしてあげましょう。

■加齢関連菌の少なさ
加齢とともに増加する菌があり、その中には病気に関わる菌も含まれています。
これらの菌が増加していることは、腸内環境が整わず腸内が老化してしまっている可能性があります。
良い腸内環境を維持するために、ビフィズス菌や乳酸菌の摂取と合わせて、その子のライフステージにあった生活を送らせてあげましょう。
(少ないほど良いとされています)

■ビフィズス菌と乳酸菌の豊かさ
栄養を吸収しやすい腸内環境をつくったり、病原体の増殖を防ぎます。
また、老化・ガンを防ぐともいわれています。
ビフィズス菌や乳酸菌が含まれている食べ物やサプリメントを定期的に与えるとよいでしょう。

どうぶつけんかつ測定結果より

ビフィズス菌と乳酸菌についてはサプリメントや食べ物って書いてますが、その他細菌を増やすにはどうしたらいいの。。。

くーちゃんの腸内にあると「ちょっと嬉しい」細菌たち

・ブラウティアコッコイデス レア度★ 【いました】
加齢や病気の予防に働く可能性がある細菌。 高齢者やガン患者では少なく、和食を食べる日本人では多いといわれており、有用な菌として注目されています。

・エクオールをつくる細菌8種 レア度★★
エクオールとは、お肌の若返り効果があるといわれる嬉しい物質です。 この細菌群はエストロゲンを抑えるエクオールをたくさん作ることから、 乳ガンや前立腺ガンなどのホルモン性の病気予防効果があるといわれています。

・プレビウス菌 レア度★★★ 【いました】
海藻に含まれる食物繊維を分解する酵素を持つ菌。 この働きをもつのは日本人の腸内にいる菌株のみといわれています

・パラプレボテラ キシラニフィラ/クララ レア度★★★★ 
食物繊維に含まれる成分のひとつであるキシロースを分解する能力があります。

・フィーカリバクテリウム プラウスニッツイ レア度★★★★★
健康促進、プロバイオティクスとして注目される細菌。 痩せる、健康になる等良い効果がたくさんある酪酸を産生する細菌です。

・アカマンシア菌 レア度★★★★★
通称やせ菌。善玉菌の一種で、魚油やポリフェノールを摂取することで増えるといわれています。 ヒトでは、肥満や糖尿病の改善に効果的との研究結果が出ています。

どうぶつけんかつ測定結果より

だからそれをどうやって増やせばいいのかを教えてほしい。。。

全体バランス

多め、少なめは同年齢の猫ちゃん平均(5881頭)との比較となっています。

■お腹を整える菌 24.87%【かなり多め 5倍以上】
栄養の吸収をスムーズにするための環境をつくったり、老化やがんを防ぐ働きがあるとされている細菌群で、病原菌などの増殖を妨げ、有害となる物質がつくられないよう働いています。

■燃焼する菌(やせ菌)20.81%【少なめ 6割程度】
これらの細菌類が生成した短鎖脂肪酸(※)は、腸から吸収されると体内の脂肪細胞に働きかけて余分な脂肪吸収を防いだり、筋肉に働きかけて脂肪燃焼を促進する作用があるといわれています。

■溜めこむ菌(肥満菌)20.98%【少なめ 4割程度】
ヒトやマウスの研究で、肥満に多いということが報告されています。腸内で数が多くなると、たくさんの胆汁酸を作り変えて脂質を吸収しやすい形にしてしまいます。そのため、本来であれば排出される脂肪分を余分に吸収してしまいます。

■異常に増えるとよくない可能性がある菌27.42%【多め 約4倍】
病気を引き起こすといわれる細菌を含む細菌群です。主にタンパク質をエサとして腐敗をおこし、様々な有害物質を作りだします。腸の中で数が増えすぎてしまうと下痢を引き起こしてしまうものや、腸炎の原因となるものも存在します。

■その他の菌 5.92%

どうぶつけんかつ測定結果より

確かにくーちゃんはおなかゆるゆるになることが多いので、よくない可能性がある菌が多いというのはなんとなく理解です。

あとは、ヨーグルトを異常に愛するくーちゃんは毎日小さじ1弱のヨーグルトを与えられています。
このため、ビフィズス菌、乳酸菌が多いのかと。

総評

とても面白い検査だとは思いますが、どういう菌がいたらいいとかは分かったんだけど、どうやってそれらを増やしたらいいのかとかがわからないので、結果「ふーん」って感じです。

ビフィズス菌とか乳酸菌が少ないってなると、それこそ無糖のヨーグルトとか、猫用サプリがあるのでこれをあげればいいのね!となりますが、
それ以外のものはちょっとどうやって増やせばいいのかがわからないです。。。
どうぶつけんかつのページには、乳酸菌、ビフィズス菌のサプリメントと一緒にナットウキナーゼのサプリがありましたが、ナットウキナーゼを摂ったら何が増えるの???教えて!!!

人間であれば、自分が食べるものを変えてみればいいんですが、キャットフードはホイホイ変えられるものでもなく、変えたからといって、菌が増えるような気もしないので、ちょっとむずかしいですね。

もともと、何も考えずアニコムを継続する予定だったので、来年も検査できるな!と思っていたのですが、保険比較の結果、アイペットに鞍替えしましたので、もう測定することはなさそうです。。。

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